すぐに思いつく結論は大概間違い!
もう10月。
今年も残りあと3か月です。
今年のうちにこの目標を達成したい、
この問題を解決したい、
この状況を改善したい、
など考え、今から行動を起こそうと再度エンジンをかけている人も多いのではないでしょうか?
ここで、せっかくかかったエンジンをムダにしないように、
今日は「すぐに思いつく結論は大概間違い!」というテーマでお話したいと思います。
このタイトルを見て、ドキッとした人は要注意です。
これまでトヨタで指導をしてきたり、実際に自分が仕事をしてきたり、
クライアントさんのコンサルティングをしている経験での話です。
「この目標を達成するためにはこの施策が必要だ」
「この問題を解決するにはこの対策をすれば良いだろう」
このように、すぐに思いつく結論は、大概が間違いです。
間違いまではいかなくても、効果が低かったり、
根本から問題を解決してくれるわけではなかったりします。
それはなぜか。
本当の原因が分かっていないからです。
目標に対して、現状が未達なのには原因があります。
問題が起こってしまうのには原因があります。
しかし、それらの本当の原因は、深く深く考えないと視えてきません。
目の前に見えているのは表面的な原因。
実はもっと奥深くに根深い原因があるのに、
それに気づかずに、表面の原因に対して対策を打ったところで、
根本的な解決にはなりません。
例えば、従業員のミスが多いからといって、
「ミスに注意!」という貼り紙をして、
注意喚起をしたところで、
根本的な解決にはなっていません。
しかし、多くの会社で同じような対策をしているんですよね。
心がけでなんとかなる、
社員の注意力不足だ、
という結論に飛びついて、安易な対策で満足してしまい、
問題が解決しないのはもうどうしようもないとあきらめてしまうケースもあります。
では、どうすればその本当の原因を見つけられるのか。
トヨタでは「なぜを5回繰り返す」と言います。
1回の「なぜ?」ではまだ表面に視えている原因しか掘り出せていません。
それをさらに「なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?」と繰り返すことで、
問題の本当の原因にたどり着くのです。
実際、私がコンサルをしているケースでは、
5回では終わらず、10回近く「なぜ?」を繰り返すこともあります!
10回「なぜ?」を繰り返してやっと視えてくる原因と対策。
1回の「なぜ?」で視えた原因と対策。
どちらが効果があるか、根本的な問題の解決になるか、
分かりますよね?
皆さんも明日から是非「なぜ?」を5回繰り返す習慣をつけてみてください。
それによって視えてきた原因に対する対策を行うことで、
これまでよりもずっと効果的で効率的に対策を実施することができますよ!
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